COCOON BLOG

いつかはちゃんと書き記そうと思っていた「うんまくん」のこと。
（個人的な覚え書きだから、長文です。。。）

うんまくんが現れたのは、昨年の春だった。

もうすぐ3歳になる専務は、通いなれた保育園が閉園となり
新しくできた大きな幼保園に通い始めた。
新しいともだち、新しい先生・・・。
保育園をやめるまでの1ヶ月半、園でお昼寝ができなかった。
安心して眠れなかったんだと思う。
結局、新しいお友達をつくれないまま退園してしまった。

新しい保育園になったと同時に、もっと大きな変化があった。
弟ができたのだ。だんだん膨らむおかあさんのおなか。
「お母さんがいない時は、じいじばあばの言うことを聞くんだよ」
なんて言われちゃうし、「え！？お母さん、いなくなっちゃうの？」
って、んもうすごいストレス。
そんなある日、うんまくんはやってきた。

「あのね、今日うんまくんがね・・・」
新しい保育園の友達だと思って名簿を見たが、そんな子はいない。
わたしには見えないけど、専務には見える、そういう友達だったのだ。

そのうち、うんまくんは家にも遊びに来るようになった。
車に一緒に乗っていることもあったし、買物にも来るらしい。
ひとりの時もあれば、うんまくんのお母さんと一緒の時もある。

一度専務との散歩の途中、坂の上をふっと見上げた時
「あ！うんまくんがあそこで待ってる！」と言われ、その指さした所に
うんまくんがほんとうに見えた気がして、ぶるっと来た。



出産で里帰りした実家にも、うんまくんは頻繁にあらわれた。
じいじばあばも、あたしも興味しんしんで、いろんな質問をした。
その答えがほぼ一貫していることに、感心もした。

うんまくんは、山の方に住んでいて、両親とじいじばあばと
お姉ちゃんとお兄ちゃんがいて、シンケンジャーが好きだという。
驚いたことに車の運転ができ、しかも身長は２センチくらい！なのだ。




そして、半年ほど専務と毎日のように仲良く遊んでいたが
昨年の暮れあたりに「妹ができ、もっと遠くの山の方に引っ越したため
もう来なくなってしまった」らしい。


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新しい園で、ひとり遊んでいた専務と遊んでくれた、うんまくん。

赤ちゃんのお世話で放っておかれた専務の
話し相手になってくれた、うんまくん。

しかられた八つ当たりに、きっと付き合ってくれた、うんまくん。

一緒に寝たいお母さんを赤ちゃんに取られ、泣きながら
布団にもぐりこんだ専務を、きっとぎゅってしてくれた、うんまくん。

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meriさんちのブログにあった、「きりんちゃん」の記事をみて
あー、同じだ！と思い、忘れないうちに書き残そうと思いました。


その節は、ほんとありがとね、うんまくん。
たまには遊びにきてね