COCOON BLOG

磐田市から帰った今日の午後は、
「掛川市旅館建築審査会」へ。

市の5人の学識経験者からなる「建築審査員」の
ひとりなんですよ、わたくし・・・

他は建築士会の支部長さんと
貫禄あるおじいさまの議員さんが3人。

わたしが抜擢された理由は「女性だから」という1点のみ
いいのかね、それで？

浜松の設計事務所時代に、再開発コンサルタントとして
住民訴訟に関わった経験がこんなところに生かされるとは。
あの時、見知らぬ人に脅迫まがいに脅された過去も
時が経てば立派な経験に・・・人生なんでも勉強！である。
（そんな経験は、もう、いいです。。。）


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今日の審議内容はさておき、
わたしの家の前にはラブホテルが建ってる現実がある。

これも審議会を経ての結果だ。
掛川市民でもなかった私は、その時の状況はよくわからないが、
建てる時はきっと「ビジネスホテル」だと押し切ったんだよね。

この1月、改正風営法が施行される。
うちの前のような「偽装ラブホ」は建てにくくなるはずだ。
かといって、前の審議内容を蒸し返す気にもならない。
目の前に建っているラブホテルが今更「無かったこと」にはならないもん。

結局、権利の方が強いんです。


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これが実家の前だったら、あらゆる方法を駆使して
ラブホテル建設を阻止しようとがんばったかもしれない。

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一緒に審議委員だった支部長さんは、横須賀の
「ちっちゃなまちなみ文化展」を初期から立ち上げた
建築士のひとりです。（今日はじめてお会いしたのですが）

横須賀にラブホが出来る、となった時に反対運動をして
結局建設には至らなかったらしい。

ちっちゃなまちなみ文化展のことにせよ、建設反対運動にせよ、
建築士にとって、地域を守ることって、ついてまわるものなのだ。

そろそろ、まちづくりについて、積極的に関わっていくべきなのかもしれない・・・
（その前に自分のしごとを充実させなきゃいけないんだけど。。。）